奥能登地域の4自治体 去年1月からの1年2か月で人口9.3%減少
能登半島地震や去年9月の豪雨で被害を受けた石川県の奥能登地域の4つの自治体では、地震が発生した去年1月から3月1日までの1年と2か月の間で人口が9.3%減少したことが、市や町の住民登録をもとにした県のまとめでわかりました。地震から1年3か月が経過した奥能登地域の動きをまとめました。
フジテレビ社長 “人権尊重の姿勢 根付かせることが重要”
フジテレビと親会社が設置した第三者委員会は3月31日に、元女性アナウンサーが中居正広氏から業務の延長線上で性暴力の被害を受けたと認定し、今回の事案の背景にあった経営陣の責任や企業風土を厳しく追及しました。フジテレビの清水賢治社長は、経営の立て直しに向けては、31日に発表した再発防止策を通じて、人権やコンプライアンスを尊重する姿勢を根づかせることが重要だという認識を示しました。
百日せき ことしの累計患者数が4100人に 去年1年間を上回る
子どもを中心に感染し激しいせきが続く「百日せき」について、全国の医療機関からことし、これまでに報告された患者の数は4100人と去年1年間を上回りました。乳児が感染すると重症化することがあり、専門家は「生まれて2か月になったら速やかに定期接種のワクチンを打つことが重要だ」と呼びかけています。
学芸大附属小いじめ問題 “学校の不適切対応が事態深刻に”
東京 練馬区の東京学芸大学附属大泉小学校で、おととし、当時6年生の児童がいじめを理由に転校を余儀なくされた問題で、大学が設置した第三者委員会は、学校側の不適切な対応が、いじめを継続させ、深刻な事態を招いたとする報告書をまとめました。
ローン・オフェンダー対策の司令塔 警視庁に専従課が発足
特定の組織に属さずに過激化した個人や少人数のグループ、いわゆる『ローン・オフェンダー』による犯罪が治安上の脅威となる中、警視庁は従来の公安部を再編し、専従で対策にあたる課を1日発足させました。
柏崎刈羽原発 電源盤が焼けて炎と煙 すでに消火 けが人なし
1日午前、新潟県にある柏崎刈羽原子力発電所で、電源室にある電源盤から一時、炎と煙が出ました。東京電力によりますと、火は消し止められ、外部への影響はないということで消防などが詳しい状況を調べています。
「スーパーサラリーマン」再逮捕 ほかにも無許可の工事か
複数の悪質リフォーム業者を統括し、『スーパーサラリーマン』と名乗って派手な生活ぶりなどをアピールしていた49歳の容疑者が、無許可で工事を行ったとして逮捕された建設業法違反事件。警視庁は、ほかにも無許可の工事を繰り返していたとして容疑者を再逮捕しました。容疑者みずからが『清水会』と呼んでいた組織の実態について取材しました。
愛知 クローゼットの遺体は都内の女子高校生か 21歳容疑者逮捕
3月31日夜遅く、愛知県一宮市の住宅のクローゼットの中から遺体が見つかり、警察はこの家に住む21歳の容疑者を死体遺棄の疑いで逮捕しました。捜査関係者によりますと、遺体は行方不明届が出されている東京都内の女子高校生とみられ、警察はインターネットのゲームなどを通じてやり取りがあったとみて、詳しいいきさつを調べています。
2025年度 各地で入社式 さまざまな思い胸に
新年度始まりの1日、各地で入社式が行われました。それぞれの場所で、希望や使命感などさまざまな思いを胸にした新社会人の姿が見られました。
内閣府 防災担当職員を倍増 “事前防災の徹底を” 坂井防災相
内閣府の防災担当の職員を今年度、倍増させることについて、坂井防災担当大臣は体制の拡充により地域での取り組みを強化し被害を最小化するための対策を講じておく「事前防災」の徹底を図る考えを強調しました。